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zoom RSS リニアモーターカー ML100 公開走行実験

<<   作成日時 : 2017/11/11 16:00   >>

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 日本の鉄道100周年にあたる1972(昭和47)年10月14日の鉄道記念日に、小学5年生だった私は、国分寺市の鉄道技術研究所(※)で一般に公開された、超電導磁気浮上LIM推進実験車(ML100)の浮上走行実験を見に行きました。その際に撮った写真を公開します。

※国鉄分割民営化後は、財団法人鉄道総合技術研究所に事業引き継ぎ

 日本でリニアモーター推進浮上式鉄道の研究が開始されたのは、東海道新幹線開業の2年前、1962(昭和37)年のことでした。それから10年でこの磁気浮上走行実験の成功にたどり着いたのですね。実験車両の型式ML100のMLはMagnetic Levitation(磁気浮上)の頭文字をとったもので、100は鉄道100周年にちなんだものだそうです。

■ML100データ
 定員:4名
 車体寸法(長さ×幅×高さ):7.0m×2.5m×2.2m
 重量:3.5t
 最高速度:60km/h
 浮上高:10cm
 実験線延長:480m

■撮影日:1972(昭和47)年10月14日
 掲載の写真は、玩具みたいなポケットカメラで撮影したものです。またネガの保存状態も悪く、お見苦しい画質ですがどうかご容赦ください。

 研究所の構内には、敷地を一周する線路が敷かれ、中央線国立駅付近からの引込み線が接続されていました。随所に珍しい車両が留置されているのを見かけたものの、この日は、リニアモーターカーが目当てだったので、その他の車両についてはほとんど写真を撮っていません。今更悔やんでも仕方ないことですが、やはりちょっと残念に思います。ローズピンクの車両は、キハ07改造のキヤ921でしょう。
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 何かの実験施設の向こうに、凸型の試作交直流両用電気機関車であるED30がチラッと写っています。北陸本線米原-田村間のデッドセクションで使用されたのち、実験車両としてここに送られたようです。
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 ML100用とは別の実験線にて、薄ピンク色の飾り気の無い箱型の実験車両による、車体浮上のみのデモンストレーションが行われていました。この車両の形式はわかりませんが、この年の3月に初めての超電導電磁石による浮上走行を行ったLSM200かもしれません。
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 ML100用の実験線は全長480m。構内の北側の縁に敷設されていました。
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 浮上走行区間はガイドレールの縁が赤く塗られていました。車体が浮上することで通常スカートに隠れているこの部分が見えると言うわけです。
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 走行実験準備中のML100。ドアはガルウィング式で車内には4名分の座席があります。走行実験は無人で行われたように記憶していますが、多分私の記憶違いでしょう。パソコンのマウスみたいな形の車両ですね。
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 大勢の見物客が見守る中、いよいよ浮上走行実験が始まりました。シャッターチャンスを逃さぬよう、ドキドキしながらカメラを構えて待ちました。
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 目の前を一瞬で車両が通り過ぎ、あっけなく実験は終わってしまった様に覚えています。最高速度は60Km/h程度だったようです。
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 この公開実験から45年経ちましたが、超電導リニア新幹線の開業にはもう暫く時間がかかるようです。開業の暁にはぜひ乗車して、走行実験以降の技術の発展について実感してみたいものです。
おわり

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