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zoom RSS 横浜散歩(海岸通り〜氷川丸)

<<   作成日時 : 2018/02/11 23:00   >>

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 日本郵船歴史博物館で写真展を鑑賞(前回のブログ参照)した後、氷川丸を見る為に山下公園までぶらぶら散歩しました。

 海岸通りにある横浜郵船ビルは、1936(昭和11)年に日本郵船の横浜支店として建てられたものです。このビルの1階が博物館になっています。
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 隣の横浜ビルは、戦後横浜復興の先駆けとして1950(昭和25)年に建てられたビルである由。
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 改装されているので、そんなに古いビルには見えなかったのですが、よく観察すれば年代物の送水口などに気付きます。
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 大桟橋の付け根にある象の鼻パークの片隅に、公園整備工事中に発見された明治時代のトロッコの転車台が展示されています。せっかくの展示なのに説明板などが近くになく、少々残念ですね。知らない人には、大きなマンホールの蓋にしか見えないでしょう。
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 地中の鉄軌道と転車台の遺構の一部は保存展示されており、地面に設置された透明アクリル板越しに見下ろせるようになっています。
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 久しぶりに氷川丸に入館しました。

 氷川丸は戦時中、海軍特設病院船として作戦に従事しました。戦後はシアトル航路に復帰しましたが、1960(昭和35)年に引退し、1961(昭和36)年より現在の場所(山下公園前)に係留保存されてきました。
 2006(平成18)年に閉館した後は、保存の継続について心配でした。しかし、2008(平成20)年にリニューアルオープンし、2016(平成28)年には重要文化財に指定され、現在に至ります。

 順路に従い、船内を見学して行きます。昭和初期の、華やかで優雅な船旅を偲ぶことができます。
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 無線室の計器盤。1960年代の特撮映画のセットを彷彿とさせます。
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 リニューアル前に船長室にいた、ロボット船長が見当たりませんでした。引退したのですね・・・。

 そして、個人的な氷川丸の見どころベストワン。最もお気に入りの場所、機関室!
 オイルの匂いが漂う空間は、周囲にパイプ類が縦横に這いまわり、メーターやスイッチ、ハンドル類がびっしりと配置されています。たまりません。
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 見学コース最下層の場所。喫水線化下です。
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 煙突の真下部分。パイプ類が輻輳しています。
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 外に出たら船体も観察しましょう。

 氷川丸は海軍病院船時代に、船体に帯びた磁気を消すための舷外電路が設置されました。これは磁気感応機雷から船体を護るための装備です。その舷外電路設置の痕跡を見ることができます。
 ちなみに、トラック環礁に沈んでいる姉妹船の平安丸には、舷外電路の設置は見られませんでした。特設潜水母艦平安丸の模型を作る場合、舷外電路の表現は不要です。

 以下2枚の写真に、舷外電路が設置されていた部分をオレンジ色の点線で示してみました。電路の固定金具を船体に留めていたリベットが、上下に二つずつ並んで残っています。
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 また、病院船時代に、プロムナードデッキの船尾側にあった窓が埋められています。下写真の上部中央のリベットが四角く密集しているあたりに窓がありました。模型を作る場合は、時代設定によって窓の有無に注意が必要です。
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 おまけ。
 JR逗子駅構内で大船保線技術センターのATカート(軌道自動自転車)を見かけました。座席の後部にエンジンがあります。かわいいですね。
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おわり

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