4泊5日 鉄道の旅(2)黒部峡谷鉄道・後編

■1日目(10月1日)つづき
 小学生の頃(50年程前)、登山が趣味の年の離れた従兄から、この鉄道のことを聞かされたことがあります。従兄が、下の写真と同じような構図のモノクロの写真を私に見せながら、この鉄道の切符には「命の保証はしません」って書いてあるんだぞ、と話したのを、今でもよく覚えています。
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 鐘釣駅にて列車交換のためしばらく停車します。鐘釣駅では、列車の前部が安全側線に入った状態で停車し、客扱い後一旦列車をバックさせてから出発するという運行方式(停車場形スイッチバック)になっています。
 宇奈月行きの列車が到着しました。機関車の右側に見える勾配標には、49.5と記されています。鐘釣から終点の欅平まで5.8Kmの区間で、156mの標高差があります。
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 鐘釣からは黒部川の対岸に、万年雪を見ることができます。下写真の中央やや右上がそうですが、写真だと何だかよくわかりませんね。
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 終点の欅平駅に到着。私の乗ってきた列車はすぐに引き上げ、次の宇奈月行きの列車が入線してきました。こちらの列車には特別客車が連結されています。
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 欅平駅。同じ列車の乗客達は、周囲の観光に散って行きました。
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 阿里山森林鉄路のポスターが掲示されています。黒部峡谷鉄道は、2013年に台湾の阿里山森林鉄路との姉妹提携を結んでいるのです。機関車には、この姉妹提携を記念するヘッドマークが掲げられています。
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 私は、周囲の観光は割愛して、すぐに折り返します。ホームで列車の入線を待っていると、職員輸送でしょうか客車2両と貨車1両の可愛い列車が通過して行きました。
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 乗車するのは、往路と同一の編成です。
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 同じ車両の乗客は、今回も私を含め3名のみ。私は、車両の後部でふんぞり返っていました。
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 連結部を覗いたり。
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 往路は機関車の真後ろで喧しかったのですが、今回は騒音が軽減されたので、室井滋さんによる沿線案内放送が聞き取りやすくなりました。
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 復路もダイナミックな風景を楽しみつつ、あっという間に終点が近づいてきました。
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 新山彦橋から、線路の付け替えによって人道橋に転用された山彦橋を眺めます。
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 宇奈月駅到着。隣のホームには、EDR24+25牽引の列車が停車中。間もなく出発します。
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 急いで山彦橋に移動して、新山彦橋を渡る上記の列車を撮影しました。
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 観光客もまばらで、のんびりとした宇奈月駅。涼しい欅平から降りてくると、夏のような暑さが一層こたえます。こんなはずじゃなかった。
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 駅前には、凸型電気機関車(ED11)と客車(ハフ10)が展示されていま。
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 また、同じく駅前の、黒部川電気記念館正面入口前には、ジェフリー社製のL字形電気機関車(EB5)が展示されています。
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 地鉄の宇奈月温泉駅。
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 14760形の「特急くろべ号」に乗車して新黒部に戻ります。往路に乗ったのと同一編成でした。
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 この後新幹線で富山に移動して、地鉄軌道線の車両など撮影します。

 4泊5日 鉄道の旅(3)富山地方鉄道軌道線につづきます。

つづく

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